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くすぐり奴隷への覚悟

 私は、入谷美玲からの招待状を握りしめ、指定された日時場所にいる。
クラブには正直行ったことがなく、ビビりながら、入り口のガードマンに招待状を見せた。

「あ、あのう……」
「招待状があるのか……なら、お入りください」

 すんなりチェックが終わり、私はクラブの中へ入る。
すると、美玲と名乗っていた女性が中におり、声をかけられた。

「お、来たんだ! 久しぶり~」
「あ、あの、今日はよろしくお願いします」
「んじゃ、中に入ろうか」

 クラブと言うと重低音の凄い音楽が鳴り響いていてうるさいイメージがあったが、音楽は鳴っておらず、人の叫び声やら話し声やらが聞こえるだけで、全くイメージとは違うものだった。

「今日は、ポールダンスやってるから、見に行ってみようか」
「は、はぁ……」

 思っていたより静かで音楽はかかっていない……どうしてだろう?
そんな疑問も吹き飛ぶような光景が、私の目の前に飛び込んでくる。
人の叫び声ーーもとい、ゲラゲラと悲痛な笑い声がしており、私の耳を貫いた。

「ぎゃああああっはっはっはっはっはっはっはっはっは! やべでぐらざいぃっ、やべでぇえっはっはっはっはっはっはっはっはっは!」
「……あーあ、菜々子さんが相手かぁ。あの佐々木希望って子、マジ可哀想~っww」

 身も凍る様な光景に、私は全身に鳥肌が立ってしまう。
ステージのど真ん中に用意されたポールに、佐々木希望と言う私と同じくらいの年代の女の人が、手首と足首を固定され、Iの字の状態で拘束されていた。
その女性が、背が高くてスタイル抜群の綺麗な女性に、背後から脇腹を激しくくすぐられて、腰を左右に必死にくねらせていた。
そして、回りには大勢の観客が群がっている。

「あの子、多分1回目で壊れちゃうからさ。結衣に代わりを務めて欲しいんだよね」
「ぁ……は……はいっ……」
「実際あの子、クラブのスタッフがナンパして見つけた、敏感な子ってだけで、別にくすぐりフェチじゃないから、そう言う子ってすぐ壊れちゃうんだよ」
「……え……あの人、くすぐられるの好きじゃないんですか……?」

 てっきり私の様に、くすぐられるのが好きな女の人だと思っていた。
彼女は、ただナンパされて連れてこられて……大勢の観客の前で、拘束されて、くすぐられてるってこと……?
 
「ウチらの経験上、くすぐりフェチってくすぐられたい一心で、弱いアピールするけどさ、実際そんな弱くないのよ」
「……で、でも……」
「ウチらが求めてんのは本当にくすぐりに弱い人、じゃなきゃ、もう満たされない奴らがここには集まってる」
「バレないんですか……?」
「バレないよ、だって、口止めしてるし、恥ずかしいムービーも撮られちゃってるからね……この事は本人が漏らさない限り、漏れない」
「観客がバラす可能性は……?」
「ないね。普通のルートじゃ、このクラブには来れないから。ダークウェブ使って、闇市からアクセスしないと、接触出来ないようになってるし、バラせばどうなるか……わかるでしょ?」

 そんなこと、想像したくもない。
ダークウェブとか、闇市とか、意味のわからない単語が出てきたが、要するに、ここは普通の場所ではないと言うことだ。

「話してないでさ、あのカワイソーな尻軽女、見てあげようよww」

 私は再び、ポールに括りつけられた女性に目をやる。
彼女は、ヘソ出しノースリーブに、ショートパンツと言う露出度の高い服装をしていた。
本当は、可愛くて、自分に自信のある勝ち気な女性だったのだろう。
どのくらいコチョコチョされ続けているのかわからないが、今や、見るも無残な程ゲラゲラ笑かされ、涙や鼻水、ヨダレを一心不乱に撒き散らし、右へ左へ腰をフリフリとフリ続けている。

「さあ、早く裸にしてくださいって言いなさいww」
「ざっき言っだぁあっ、ぎゃあっはっはっはっはっはっはっはっは、もう言ったからやべでぐらざいっはっはっはっはっはっは!」
「良く聞こえなかったから、もう一回言ってって言ってるの。言わないと、くすぐりは永遠に続けるからww」
「ああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは! 裸にしでくらざいっ、もうゆるじでぇぇえっはっはっはっはっはっはっは!」

 この人は、私と同様に極端に脇腹が弱かった。
……悲惨な光景なのに、私は目を奪われてしまう。
大の大人の女性が、意地悪な同性の女にくすぐりの刑を受けて恥ずかしい事を言わされ、みるみるうちに服を破られていく。
気づけば、下着姿になっていた。

「……クスクス、パンツもブラも丸見えだよ~? ホント、エッチなんだからぁww」
「ぎゃああっはっはっはっはっはっはっは! 見ないでぇ、お願いみらいでよぉっはっはっはっはっはっはっは!」
「じゃあ、裸にしてくださいって言って?」
「またぁっはっはっはっはっはっは! お願いだから裸にしでまみあえあううむあぐらざいっはっはっはっはっはっはっは、もう裸にしてよぉっはっはっはっはっは!」

 大勢の観客が、彼女のポールダンスに釘付けになっていた。
あるものはスマホで撮影し、あるものは自前のカメラで撮影している。
そして、くすぐっている悪女は、悪戯な笑みを浮かべ、脇腹を執拗にくすぐり続けている。
彼女は、ノースリーブシャツや、ショートパンツ、靴下等一枚ずつ、ゆっくり剥がされ、その度に 【裸にしてください】 と、恥ずかしい要求をさせていた。
そしてついに、裸になってしまう。

「がああああっはっはっはっはっはっはっはっは! お願い見ないでぇぇっはっはっはっはっはっは、もうくすぐりはやめてぇ、おれがいじばずぅっはっはっはっはっは!」
「あ~あ、裸になっちゃったね~っ。じゃあさ、くすぐりやめてほしかったら、おっぱいとマンコ見てくださいって言ってよ」
「いやあああっはっはっはっはっはっはっはっは! ぞんなのいやぁっはっはっはっはっはっは!」
「ワガママな子には、くすぐりの刑よ?」

 くすぐりの刑と言う子供じみた拷問は、美しい彼女を残酷に追い詰めている。
彼女は目を見開いて汗で光沢した腰を左右に激しくよじりくねらせて淫靡に踊り続けた。
ポールダンスとは良く言ったものだと感心してしまった。

「泣き虫なのね~。あ、ねぇねぇ、乳首すっごく固くなってるよ? マンコも濡れちゃってる……どうしてかなぁ?」
「いやあっはっはっはっはっはっはっはっはっは、見ないでくだざいっはっはっはっはっはっは! お願いじばずぅ~っはっはっはっはっはっは!」
「泣いちゃダメだよ。ほらほら、こちょこちょしてあげるから、笑って笑ってぇ?」
「くすぐりだけはやめでぇっはっはっはっはっは、もうくすぐりはやらっはっはっはっはっはっは!」
「まるで駄々っ子ねぇ。じゃあ、恥ずかしい場所を皆で見てあげるね?」
「それもダメぇっはっはっはっはっはっはっはっは! もうくすぐりはやめてぇっはっはっはっはっはっは!」

 さらけ出された恥ずかしい場所を見つめられながらくすぐられるのってどんな気持ちかなぁ?
私はそんな事を考えながら息を荒げ、股関に手を伸ばす。
いけないとわかっていながら。

「わがりばじだあああっはっはっはっはっはっは、おっぱいとマンコ見ていいからぁ、見てくださいっはっはっはっはっはっはっはっは! だがらぐずぐりやめてぇっはっはっはっは!」
「クスクス……必死すぎない?ww プライドも粉々にしちゃったかな? ごめんねっ、お詫びにくすぐりの刑にしてあげるww」
「ぎゃああああっはっはっはっはっはっはっはっは! どうしたらいいのっはっはっはっはっはっは! 誰かだずげれぇっはっはっはっはっは!」
「誰か助けてくれると良いね。じゃあ、助けが来るまで、くすぐりの刑だよ?」
「いぎゃああああっはっはっはっはっはっはっは! ごべんらざいごめんなざいっはっはっはっは、何でもじばずがらくすぐらないでぇぇぇぇっはっはっはっはっはっはっはっは! くすぐりはやめてぐだざいっはっはっはっは! あああああっはっはっはっはっはっはっはっはっは!」

 誰も助けには来ないよ?
だから安心して、永遠にくすぐられて、泣き叫んでね?
私は心の中で彼女に投げ掛けると、悲痛な笑い声を聞き、裸でくすぐりから逃げ惑い踊る滑稽な女性を見ながら――自慰に耽った。

「あれ~っ? 結衣、何してんの?」
「ああっ、あ、い、いや……何も……」
「クスクス……ふぅ~ん」

 我に返ってステージに目をやると、相変わらず恥ずかしい質問に強制的に答えさせられている。

「初体験っていつ?」
「んがああああっはっはっはっはっはっはっはっはっは、20歳でずぅっはっはっはっはっはっはっは!」
「意外と健全……なのかなぁ? ……じゃあ、エッチに興味を持ったのは?」
「12歳ぐらいっはっはっはっはっはっはっはっは! おれがいゆるじでぐだざいっはっはっはっはっはっはっは!」
「あ~やっぱりエッチだったんだ、最低~! 罰として、くすぐりの刑だよ?」
「いぎぃいぃいっはっはっはっはっはっはっはっは! もうやらぁああああっはっはっはっはっはっはっは!」
「赤点取ったことある? 最低点は何点だったの?」
「どっだとったあっはっはっはっはっはっはっはっは! 最低点は8点ですぅっはっはっはっは、ああああっはっはっはっはっはっはっは!」
「は、8点…… バカすぎない? ……罰として、くすぐりの刑!ww ……私はバカで性欲盛んな豚さんですって言ってみて?」
「ああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは! わだじはバカで性欲盛んな豚ざんでずぅぅ、ぎゃああああっはっはっはっはっはっはっは!」

 学生時代の最低点まで暴露させられている……恥ずかしい事を根掘り葉掘り聞き尽くされ、恥ずかしい場所をさらけ出し、徹底的に笑わされていた。
そろそろ助けてあげたほうがいいんじゃないか、と、同情してしまう。

「そろそろ飽きてきたわねぇ……やめてあげようかなぁ」

 ようやく終わったくすぐりの刑。
虫の息になった彼女を見つめ、私は少しだけ、安心し、落胆した。

「……」

『……こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~』

「ひぎゃああああああっはっはっはっはっはっはっはっは! はぁああああ!? あああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!」

 くすぐっていた女は確かに拘束を解こうとしていたが、悪戯な笑みを浮かべ、再び無防備な脇腹を、揉みほぐしていた。

「クスッ、なんちゃって~っ、こちょこちょはやめないよぉ~?ww」
「ああっはっはっはっはっはっはっは、うがああああぁっはっはっはっはっは、かはっ、あっ、あああああああああっはっはっはっは!」
「苦しそうだね、酷い顔しちゃって……パニックになっちゃってるの?ww」
「あがああああっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ゴホゴホっ、ぎゃあああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、おげぇぇっはっはっはっはっはっはっは! ああああっはっはっはっはっはっはっはっは!」

 彼女はパニックになった様に小刻みに体を震わせ、腰を淫奔にくねらせ、乳房を揺らした。
それは妖美な踊りの如く私の目に焼き付いて離れなかった。
苦しそうな笑い声も、顔も、私は忘れることが出来ないだろう。
残酷な指先が彼女の敏感すぎる脇腹を徹底的にくすぐり続け、とことん笑わせ、踊らせ続けた。

「ハハハ、おっぱいプルプル揺れてるよ? 皆にに恥ずかしい姿見られちゃって可哀想でちゅね~ww」
「が~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、だじげでぇ~っはっはっはっはっは、おがあざんだずげれえ~っはっはっはっはっはっは!」
「クスクス……もっと腰をフリフリしないと、私の指から逃げられないよぉ?ww」
「だれがぁあぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは、なんでぼじばずぅ~っ、なんれぼずるがらだじげでぐだざぃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!」

 誰一人として彼女を助けようとする者はいなかった。
それどころか、ニヤニヤと興奮した様子で、スマホで撮影していたり、ケラケラ笑いながら指を指し、バカにしていた。

「クスクス……誰も助けになんか来ないから、安心して笑い死んじゃえww」
「うぎゃあ~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ぞんなぁあっはっはっはっはっはっはっは、ゆるじでぐだざいっはっはっはっはっは、なんでぼじばずぅっはっはっはっはっは!」

 私は、恐怖と、羨望の眼差しを向ける。
ーーああ……なんて意地悪な女の人なんだろう、右に逃げても、左に逃げても、彼女の指にこちょこちょされちゃうんだから、絶対に逃げられないじゃんーー
彼女は白目を剥き、リンゴの様に真っ赤になった顔をブンブンと振り回し、妖艶な腰フリポールダンスを踊っていた。
なんてみっともない姿。

「ほら、もっともっと笑って、腰フリフリして踊りなさいww」
「ぎゃあああっはっはっはっはっはっはっはっは、がはぁあっ、かあああっかっかっかっかっかっかっか! ぎひぃぃぃ! ひぇぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ぎゃああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁ! っああああああああ!」
「クスクス……あまりにもみっともないから、チャンスをあげる」

 くすぐりの魔の手が止まる。
息つく間もなく、彼女は選択を迫られた。

「うぐっ……ぅぅう……も、もう……やべ……で…」
「今から私が言うことを復唱しなさい、そうすれば、あなたの望む通りにしてあげる」
「……ひっ……ひぃ、わ、わかり……ばじだ……」
「私はコチョコチョが好きな変態です」
「……わ……わだ、じはっ、コ……コチョコチョ……がすぎな……変態でず……」
「どうか、私を」
「ど……ぅか……わだ……しぉ……」
「くすぐり殺して……プッww」
「……ぇ……」
「……何? 私の命令に従えないの?」
「ぎゃひぃ~っひっひっひっひ! いいばずぅ、いうがらこちょこちょやべでぇえぇえ!」

 どこまでも意地悪な女性は、彼女の脇腹を、人差し指で優しく、執拗にコチョコチョしながら、耳元で囁いている。

「ほぉら、どうか私をくすぐり殺してって言いなさい。難しくないでしょ?」
「んぐぅうっくっくっく、どっ、どーかっ! わっ、くふふふふふ! わだじおぉおぉっ、んぎぃいぃいいい!」

 あまりにも必死な彼女の姿に、観客からはケラケラ笑いながら、頑張れ、頑張れと声が上がる。
口一杯に笑いを貯め、顔を真っ赤にしながら何とか台詞を語ろうとする情けない彼女を軽蔑しつつも、応援した。

「クスクス……ほら、ちゃんと言いなさい。何言ってるのかわからないから、やり直し」
「ぐひぃ~っひっひっひっひ、どうがっ、どうかわだじをぉお! ぐじゅぐりごろじでっへっへっへっへ! ぐずぐりごろじでぇっへっへっへっへっへ!」
「もっとハッキリ言いなさい、心を込めて、出ないと、コチョコチョしちゃうよ?」
「んぎぃぃ~っはっはっはっはっはっは! ひぃ~っ」

 人差し指でそっと脇腹を撫でるだけで狂いそうになっているところを見ると、よっぽどコチョコチョに弱いんだろう。
もし、コチョコチョが好きでもないのに、手足の自由を奪われ、息も出来ない程コチョコチョされ続けるとしたら……想像を絶する恐怖に、私なら一生のトラウマになってしまう。

「ウフフ、くすぐり殺して、なんて、そんなにコチョコチョ好き?」
「ひっ……す、すき……コチョコチョすき……言えたから、もう……ぼうやべでぇ……」

ーーじゃあ、くすぐり殺してあげる。

「……ぇ……そ……そんっ……ーーっぎゃああああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、グアアアアッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ~!」
「ンフフ、ほぉらほら、大好きな脇腹コチョコチョだよ? 良かったね~っ、コチョコチョしてもらえて。嬉しい?ww」

 微かな希望を打ち砕かれ、彼女は一瞬絶望の表情を浮かべた後、グリンと白目を剥き、裂ける程大口を開けたかと思えば、今日一番の断末魔の笑い声をあげた。

「あんたが言ったんだからね、くすぐり殺してって。もうどんなに惨めな姿で懇願しても、コチョコチョやめてあげないよ~っww」
「ひぎぇえ~っはっはっはっはっはっはっはっはっは、ンガア~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!」
「コチョコチョコチョコチョコチョ~っ……あら?」

 恥ずかしいことに、彼女は勢いよく失禁していた。
彼女にとってどれ程の恐怖と絶望だったか……しかし、失禁したこともお構い無しに、細い腰を激しく妖艶にフリフリとくねらせている。
どれだけ右へ左へ逃れようと腰をくねらせようとも、悪女の残酷な指先はそれを絶対に許さなかった。
彼女の敏感な脇腹の、特に弱いツボを的確に押さえ、モミモミコチョコチョとくすぐる様は、コチョコチョが好きな私でもーー背筋が凍りつく様な感覚だった。

「皆さ~ん、この子、お漏らししちゃいましたね~っww ねぇ、恥ずかしくないの? もうお嫁さんに行けないね~っ」
「あがぁあぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは! かぁ~っかっかっかっかっかっかっかっかっかっかっか~っ!」

 白目を剥き、限界まで鼻を膨らませ、大口を開けて笑う彼女は、涙や鼻水、ヨダレを狂ったように撒き散らして、ゲラゲラ激しく笑い……同じ人間として直視出来ない程破顔しきったリンゴの様に真っ赤っかの顔を、心底興奮しきった様子で、ゼロ距離で覗きこみながら、死ぬほどくすぐりに弱い脇腹を、コチョコチョし続ける。

「ヒヒヒ……ブッさ、どれだけ無様な醜態さらせば気が済むの? 私なら、自殺するわ~っww」
「あがあぁああああああっはっはっはっはっはっはっはっは、があ~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは! うがあ~っはっはっはっはっはっはっは!」

どれだけブンブンと頭を振り回し、腰をフリフリしても、コチョコチョから逃れることは出来ない。
終いには、たかがコチョコチョで、呼吸が出来なくなった彼女は、ゆっくりと、徐々に酸欠になっていき、死の一歩手前をさ迷い続けた。

「クスクス……苦しい? くすぐり殺される気持ちって、どんな感じ? ねぇ、今どんな気持ちなの~?ww」
「フガアァアッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ! クカ~ッカッカッカッカッカッカッカッカッカ!」
「皆惨めなあんたに釘付けだよ? ほら、応援してくれてるよ、頑張れ~ってww」
「ふぎぃぃいっはっはっはっはっはっはっはっは、が~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!」

 観客は、スマホで無様な彼女を撮影しながら、笑いながら応援するものもいれば、快楽に耽った様子で貶すものもいた。
ーー苦しそ~っww、ほらほら、若いんだからもっと頑張れ~っ、見てあの無様な笑い顔、人としてありえないわ、よっぽどくすぐったいのねぇ、ああはなりたくないわ、ウチなら自殺しちゃう、生き恥だよね~っww、もう死んだほうがいいんじゃ、くすぐり殺しちゃえ、もっともっと、死ぬまでコチョコチョしちゃえーー

「うがあああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、かあ~っかっかっかっかっかっかっか、カッカッカッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ~ッ! が~っはっはっはっはっはっはっは、ガ~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ! クカカカカカカ……あ~っはっはっはっはっはっはっはっは……」

 やがて彼女は力を失い……笑わなくなった。
壮絶な彼女の終わりを背に、私は腕を引っ張られ、個室へ連れていかれた。

「フフフ、やっぱりコチョコチョに極端に弱い人を死ぬほどコチョコチョするのは最高だよねぇ、見た? あの子、絶対トラウマだよww」
「……あ、あの……私、も……ああなるんですか……?」
「……は? あんな優しいくすぐりな訳ないじゃん。言ったよね、覚悟して来なって」

 もちろん覚悟はしていた。
だが、あれだけみっともない醜態を、大勢の観客に観られるなんて……目の当たりにすると、やはり少し戸惑ってしまう。
しかも、このクラブでは、あれが優しいくすぐりなのだ。

「あんたに、もう拒否権はないよ。招待状を持って、ここに来た時点でね」

 この時点で、私の考えは本当に甘かったのだ。
もう少し、自分の事を大切にし、彼女達の性根を見抜いていれば。

ーーもう後戻りは出来ない。
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